2014-12-11
講習会。
今週火曜日にCASBEE建築評価員の講習会に東京まで行ってきました。
CASBEE評価員になるためには、まずこの講習会を受けなければなりません。
CASBEE(キャスビー)というのは「建築環境総合性能評価システム」の事で、新築または今建っている建物の内部、外部に対する環境配慮を格付けする手法で、つまり内部環境、外部環境に対してどの程度省エネルギー化などが図られているかを評価するシステムの事です。
なんだか難しいですね。
長野県では平成26年4月から2,000㎡以上の建築物を対象にCASBEEなどの環境エネルギー評価ツールを使って検討し県に届け出なくてはいけない制度がスタートしています。
全国いくつかの自治体でも同じような事が始まっています。
そして長野県は来年4月からは住宅などの小規模な建物も対象になります。
設計者や建築事業者もやることが増えて大変ですが、家を建てる方々も考える事が増えて大変です。
CASBEE評価員は戸建と建築全般に分かれていて、戸建用の評価員には既になっているのですが、こんな制度も始まっていることですし、建築物の省エネルギー化や環境配慮に関する事はこれからどんどん多くなり勉強が必要ですし、何より建築全般の評価員は一級建築士しかなれないので来年受験したいと思います。