2022-07-26
まずは模型からはじまります。
建物の設計で、どんな建物にするか、どんな形にするか、コンセプト、ボリューム、
それがどんな見え方をするかなど、建物の提案をする時に色々な検討課題があります。
その時、まず私がやってみる事は、頭の中にあるイメージを実際に見える化するために簡単な模型を作ります。「スタディ模型」という部類になりますかね。
この模型は、長野県内の別荘の提案の時に作った模型です。
真っ白な模型。
本来あるはずの外壁や屋根の色の構成と言ったものをなくす事で、色に引っ張られずに建物そのもの自体の見え方やボリュームが明確に感じ取ることが出来ます。
時には、少しずつ形や大きさを変えて何個も作ることもあります。
時間はあまりかからない所も良い所。
実はこの模型も3個目。
この模型は、今月初めにオープンした「多機能型障害児通所支援施設 ココモネ」の設計初期に作った模型。イメージ通りな良い感じだったのでこのまま提案時にも使いました。
実際に建物が建つ敷地に立って感いた事、見えた事、それをきっかけにイメージを整理し形にするために、頭の中に出来上がった形を外に出すために
私の設計は、まずは模型からはじまります。
2022-07-04
児童福祉施設完成。
「(仮称)小布施北岡の児童福祉施設建設工事」が先日完成し、無事引渡しとなりました。
施設の正式名称は、「多機能型障害児通所支援施設 ココモネ」
小布施町内、周辺には栗の木畑がたくさんであり、建物も栗の木やリンゴの木に囲まれた素敵な場所にあります。
そこで働くスタックさんは児童さんの事をとことん考え、優しく活動的でとても気持ちの良い方々ばかりです。とても明るく楽しい場になるとこでしょう。
このプロジェクト、建設に携わることができて大変嬉しく思い、また新たに貴重な体験をすることが出来ました。
関係者の皆様、ありがとうございました。
さて、また新しいプロジェクトが進みます。
気持ちも新たに、新しい出会いを楽しみに試行錯誤の設計の日々が続きます。
2022-06-02
完成間近。
随分とBLOG更新していませんでした。
プレゼンの準備、改修工事の提案図面などなど業務が重なり、あっ!という間にもう6月になってしまいました。
そんな中、設計監理をしている「(仮称)小布施北岡の児童福祉施設建設工事」現場は着々と進んでおります。
今日は、お施主様と一緒に現場に行ってきました。
外壁の足場も外れて外観のデザインも栗とリンゴの木の中に印象的に表れています。
内部も現在は設備の取付が行われていて、まもなく各検査が出来る状態になります。
完成まであと少しです。 楽しみです。
2022-03-23
建て方。
先週は長野県小布施町にある設計監理の現場、「(仮称)小布施北岡の児童福祉施設建設工事」の
建て方が行われました。
昨年、豊野高等専修学校でも採用した「パネルログ構法」を今回も使った木造2階建ての建物です。
リンゴの木と栗の木が目の前に広がる、児童福祉施設です。
小さな施設ですが、木に囲まれた特徴的な建物になるでしょう。
しばらく木工事が続きます。
日が延び、日差しが春らしくなってきましたが、この辺はまだ風が少し冷たいです。
最近の私は、事務所でひたすら図面を描く事が多く、ずっとPCの前にいる気がします。3月中は続きます。
最低週に1回は、この現場に行くのが本当に楽しみになっています。
2022-02-09
配筋検査~CO打設
昨年12月に着工した「(仮称)小布施北岡の児童福祉施設建設工事」。
先週基礎の配筋検査を行い、昨日コンクリートの打設工事を行いました。
今週は少し寒さも緩み少し安心して工事を見守ることができました。
この季節の基礎工事は天候を見極めや温度管理や配合など、とても気を使います。
近日中にもう一度コンクリートの打設を行い、いよいよ来月初めに建て方工事へと
進んでいきます。
この辺りの日中の日差しもだんだん暖かく感じられるようになってきました。
この工事が進むとともに、春が少しづつでもやってきてくれることにワクワクしたいと思っています。
建築関係の方々にとってみましても、なかなか厳しい世の中になってしまっていますが、一つ一つの物件に魂を入れて頑張りましょう!